ベビーカーで<快適に>電車移動するコツ3つ
ネット上で度々ベビーカー論争を目にする昨今。周りの目が気になりベビーカーで電車を乗るのは少しためらうこともありますよね。抱っこ紐を利用すれば良いのだろうけれど、子供が重くなってくると長時間ずっと抱っこしているわけにもいかないし・・
そこで今回は、周りに迷惑をかけずにベビーカーで快適に移動する方法をまとめてみました。ここでは中央線を例に挙げています。地域によっては当てはまらない場合もあるのでご了承ください。
1・乗車する車両
今回の最大のポイント、それはどこの車両から乗るかです。エレベーターから降り、そこから一番近い車両に乗るのも良いですが、実はもっとベビーカーで乗りやすい車両があります。
それが、1号車と10号車!一番前の車両と一番後ろの車両です。この車両には、車椅子とベビーカー用のスペースがあるのです。
ホームの足元にはベビーカーマークがあるので、目印になります。
ベビーカーを窓に垂直に置くと、2台ほど止められます。窓からも景色が見え、子供も楽しそうです。
ちなみに山手線は1号車と11号車にベビーカースペースがありますよ。他の路線も一番端の車両に車椅子やベビーカースペースを設けている場合が多いです。ただし、平日の朝は女性専用車両になっていることもあるので、気をつけましょう。そして車椅子の方が乗車されて来た際は譲りましょう。
2・移動する時間帯
次のポイントは電車を利用する時間帯です。平日の朝や夕方17時以降は通勤/帰宅ラッシュとぶつかるので、その時間に移動するよほどの理由がないのであれば、避けるのが無難です。
平日の10時〜16時の間は比較的空いています。休日も通勤ラッシュほど混雑することは少ないでしょう。自分で予定を組めるときは、出来るだけ平日の日中に予定を入れると混雑を避けられます。そして特快や急行よりは各駅停車の方が空いていることが多いです。
3・エレベータの有無
中にはエレベーターのない駅もあるので、注意が必要です。乗降客数の多い中野駅や御茶ノ水駅ですらエレベーターがないのです。こうした駅で改札からホームに移動する際はベビーカーを畳んでエスカレーターに乗る必要があります。こういった時に備えてベビーカーで移動する際も抱っこ紐も持ち歩いていると安心です。電車内で子供がぐずった時や、混雑している際にも使えます。
そしていざ駅で降りても、エレベーターの場所と目的地に一番近い出口が遠い場合があります。例えば新宿駅。ホームから東口に出たくても、エレベーターがあるのは南口コンコースのみ(中央線東京方面を除く)。エレベーターで南口コンコースに上がり、東南口から出てぐるっと東口方面に向かわなければならないので、時間がかかります。
↓新宿駅構内図
https://www.jreast.co.jp/estation/stations/866.html
最後に、ベビーカーで電車に乗る際の注意点です。
安心して赤ちゃんと一緒にご利用いただくために > ベビーカーと一緒に電車に乗るパパママへ:JR東日本
いかがでしたでしょうか。乗車する車両や時間帯、エレベーターの場所に気をつけるだけで、ベビーカーでの電車移動が大幅に快適になります。ぜひお子様といろんな場所に出かけて思い出をたくさん作ってください。